技術は私たちの力。技術は私たちの楽しみ。 Creative Developer BLOG 技術部ブログ
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nanobanana × KlingAI × SunoAI  AIで誰でも簡単にエモ動画を作れるのか??

2025-11-10 勉強会

はじめに言い訳

こんにちは! 最近この勉強会(ブログ)での取り組みの技術レベルがエグすぎて、話している事の0.1%くらいしか理解できていないクリエイティブ戦略部のヒガキです!
技術的なレベルが高い、と言うこと自体は本当に素晴らしい事ですが、エンジニア界隈以外の人も楽しめなくては!という自分の心に優しい使命感に燃えて、今回は「誰でも簡単〇〇ができる」シリーズで攻めたいと思います!!
当たり前ですが、「誰でも簡単に〇〇ができる!」はAIとの相性がバツグンです。今回は、AIってスゴい!と直感的に感じる画像生成・動画生成をサクっとできるようなレベルで使ってみて、どれくらいのものを作れるのか、デザイナー目線で試してみました。

そもそも、動画生成AIを業務で使ってますか??

YOUTUBE等でAI生成した動画なんかを見ていて、本当に凄いなーと思うものの、デザイナーである自分ですら、業務で動画生成AIを本格的に活用しようと思うシチュエーションは少ないです。

なぜだろう??

例えば、人が出てきて演技をするような動画を考えた時に、ロケ場所探し・モデル手配・撮影・機材等々、、、予算や準備、人を巻き込む等の負荷が大きく、費用対効果を考えると現実的ではなく、そういったアイデアを自ら却下してきたので、そもそもそういったアイデア自体を出そうと思っていないのでは?

これはクリエイティブとしては良くない心理なのでは?
アイデアを自分で制限するなんて、、、、

AIを使えば、人が出てきて、エモい?演技をする動画を最小労力で作れるのか?これを今回のチャレンジとしたいと思います!!!

今回の作成の条件設定。目指すはエモ動画!

「誰でも簡単に〇〇ができる!」の基本理念として、
・AIへの指示は日本語のみ。なるべく話し言葉程度で。
・AIヘの指示は、AI以外の手は借りない
(誰かが配布しているプロンプト等は使わない)

そして、「業務で使いますか?」のアンサーとして、
・AIで生成したパーツを使って、編集はしっかりやる。
・最終的には1分程度の尺のものに仕上げる

テーマは「サスケWorks」とAI!
サスケWorksの世界観を表現するものに!

キャッチコピーは「仕事に“想い”を。」

サスケWorksのAIに対するスタンス、目指す世界観を言語化するとこんな感じかな。

「サスケWorksは「ノーコード× AI」を推進することで、誰もがAIを身近に活用できる未来を目指します。AIによる効率化で、人間にしかできない創造的な仕事に集中し「働く」ことが常にポジティブな体験であって欲しいと願っています。」

動画の登場人物は、これを体現しているような人。「働く」ことにポジティブで、仕事に情熱をぶつけている人。そんな人に想いを語ってもらうような動画ならエモく仕上げられるかな??

ここからは演出的な領域ですが、短い尺で作りたいので、パッと見ただけで仕事に情熱をぶつけてそうな人(笑)を考えてみます!職人的な人だよねーー
独断と偏見ですが、以下3人をキャスティング(生成)します!
・家具職人
・ビールの醸造家
・町工場の日本的職人さん

そして、キャッチコピーは以下に決定!

仕事に“想い”を。

NanoBananaで動画の元となる一貫性を保った画像を作る!!

動画の作り方は、まず画像で登場人物を生成し、それを動画として動かしていくという流れです。

そして画像生成AI はご存知Googleのnaanobanana。弊社ではGoogleWork spaceを利用しているので、Geminiからそのまま使えます。

ポイントは被写体の“らしさ”を保ちながら画像を生成できること。1人の人物のカメラアングルを逆にしたり、正面と横顔を生成したり、シチュエーションを変更したり、みたいな事がかなりの高クオリティで実現できるとのこと。
これができないと人物を登場させる動画は、1人1カットしか登場させられないので、ストーリー性のある動画は作れません。これがうまくいかなかったらこのブログの企画自体却下なのでまずはここからです。

家具職人を生成!

仕事に“想い”を持っていそうな家具職人。まずは仕事風景を作ってみます。

nanobananaへの指示はこちら
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日本人男性の家具職人。エプロンを着用して椅子を作っている。薄暗い工房で作業をしているリアルでシネマチックな画像を作ってください。
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生成結果はこちら!

おぉ!もはや素晴らしい!!ちょっと大時代的な感じもしますが、短い尺でシチュエーションをわかりやすく伝えるにはこのくらいの演出はあった方が良いかも!!
ただ、もっと引いた画像にしたい思ったので、そこだけ調整しました。

nanobananaへの指示はこちら
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もっと広い工房にしてください
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生成結果はこちら!完璧!!

一貫性はいかに??

では、この人物が正面を向いている画像を生成してみます。
この画像を添付して指示を書き込みます。

nanobananaへの指示はこちら
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この人が正面を向いてカメラに向けて語りかける画像を作ってください。
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生成結果はこちら!

ん? 外人?? 調整します。

nanobananaへの指示はこちら
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もっと日本人らしい顔にしてください。
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生成結果はこちら!

なんか微妙(笑)。でもいいや。これでインタビューに答えているシチュエーションを生成します。

nanobananaへの指示はこちら
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この人が工房内でインタビューを受けている状況。
カメラ目線はなしで、胸から上の寄りのイメージ
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生成結果はこちら!

おっ!いい感じ!!でもマイクはいらない。

nanobananaへの指示(はこちら
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マイクとマイクを持つ手を削除してください
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生成結果はこちら!

バッチリ!! 次はカメラ目線で正面を見てもらいます。

nanobananaへの指示(プロンプト)はこちら
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正面でカメラに向けて語りかけているような画像、今よりも引きの絵で
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生成結果はこちら!

戻るんかーい(笑) やり直しーーーー。
このやり直しは何回かかかりました。マイクのあるナナメのインタビュー画像に戻って、そこから変化しなかったりしましたが、以下指示で成功しました!

nanobananaへの指示(プロンプト)はこちら
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インタビュー画像の人物を画面中央に、それを正面から見た画像、カメラ目線あり
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生成結果はこちら!

一貫性は素晴らしいですね!! この指示とこの回数でこんなに良い結果が得られるとは思っていなかったです!!

ビールの醸造家

家具職人の成功で気を良くして、次はビールの醸造家に挑みます!しかし、これが一筋縄では以下なかったーーー

家具職人の画像を添付して以下指示。

nanobananaへの指示(プロンプト)はこちら
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この画像と同じトーンマナー。向きは逆に。

小規模な醸造所(ブルワリー)で、ビールの持つ無限の可能性を探求し続けるクラフトビールの醸造家(40代女性)の画像。

背景は光が差し込む薄暗い醸造タンク室で、抒情的でシネマティックな雰囲気
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生成結果はこちら!

悪くないですが、家具職人とイメージが近すぎですね。
シャツ、エプロンのイメージを変更、背景の雰囲気もイメージを変えたいのでもう少しモダンな感じにしたい。

しかし、、、ここからが本当にうまくいかなかったのです。その苦心の変遷をどうぞ。。。

服はまあ、良いか

背景あんま変わらない。。。なんか牧場みたい

いやいや背景変わりすぎだろ。。。(笑)

うまくいかないからやり直し。うーん、、、背景白っぽくしたい

背景無味乾燥。。。もう少し味のある感じにしたいんですが。。。

なんだこれ?(笑) 背景の指示細かく入れたら、、、女性いなくなった(笑)

もう一回やり直し。悪くないけど右のワイン樽はいらない。

単になくなると寂しいね。。小規模醸造所っぽく右の壁をOSBにしてみよう

いい感じ!多分蛍光灯がイメージに合ってない。全体OSBにして照明変えよう!

いい感じだけど!左奥の壁がOSBにならない、蛍光灯が消えないで、新しい照明とカブってる。
この後、何度やってもここが直せない。。。。

別の日にやり直し。結構いい感じ! ちょっと明るいかな

いいね!いいね! これでインタビュー作ろう!

できた!!! テイスティングしてください!!

テーブルいらんーー。手もアゴから離したい。。。頼むーーーーーー

できたーーーーーーーー! やったーーーーーーーーーー!

完成版の醸造家を生成できた指示はこちら
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クラフトビール醸造所で働く40代の日本人女性。
小規模なクラフトビールブルワリーで、ビールの持つ無限の可能性を探求し続ける女性。
カメラに向かって優しく微笑む。静かな情熱を感じさせる。
ショートカットで、白いTシャツに黒いエプロン、モダンで清潔感漂う。
クラフトビールらしくOSB合板の壁を持つ醸造タンク室、
タンクが並び奥行きを感じる背景。
ほの暗い中、黒い吊り下げ式の照明がモダンな印象を与えます。
横長の画像、アスペクト比は16:9、抒情的でな雰囲気の画像を作ってください。
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町工場の日本的職人さん

ビール醸造家でゲンナリ。。。 今回は先にGemniでより具体的な状況を調べてもらい、それを引用するような形で画像生成の指示を繋いでみます。

nanobananaへの指示はこちら
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昔ながらの機械(汎用旋盤・汎用フライス盤)

これらは作業者がハンドルを回して手動で操作するため、職人の経験と感覚が製品の精度に直結します。

手の感覚: 金属が削れる微細な振動や音、手の感触で、刃物の状態や加工の精度を判断します。

図面の読解力: 2Dの図面から3Dの完成品を頭の中に描き、どの順番で、どの工具を使い、どう削っていくかを瞬時に組み立てる能力が求められます。

μm(マイクロメートル)単位の調整: 1/1000mm単位の精度を、手作業による目盛りと感覚で合わせていきます。これはまさに職人技の世界です。

これらの作業をしている町工場の職人さんの画像を作ってください。

職人さんは50代の日本人男性。

画像のアスペクト比は16:9。

少し暗めの背景で、抒情的な雰囲気のもの
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生成結果はこちら

これは、まあまあうまくいって、最初の家具職人くらいのやりとりでインタビューのパターンもできました!!

最終的にはこんな感じで、人物的な一貫性を保ちながら、それぞれの仕事風景・インタビュー・カメラ目線、を統一したトーンマナーで作成できました!!

しかしアスペクト比を調整しようとしたら、全く言うことを聞いてくれなくなったり、、、なかなか苦労しました。AIによる画像生成に必要なのは「忍耐」かもしれません。。。

KlingAIで作った画像を元に動画生成!!

KlingAIは、中国快手(Kuaishou Technology)が開発した高性能な動画生成AI。テキスト指示や静止 画(写真やイラスト)から、とても高品質な動画を生成できます。
物理法則を理解したリアルな動きや、髪の毛の揺れ、表情の変化などを自然に表現するのが得意。だそうです!

プランは、
・ベーシック(無料/160クレジット/月)
・スタンダード(8.8ドル/ 660クレジット/月)
・プロ(25.99ドル/ 3,000クレジット / 月)
・プレミア(64.99ドル/ 8,000クレジット/月)
・ウルトラ(127.99ドル/ 26,000クレジット/月)。

ポイントは無料プランが用意されていて、実際に使えることです!
KlingAI、RUNWAY、VEO、Midjouney、Sora、DomoAI etc...、動画生成AIはまさに群雄割拠!やってみようと思っても何を選んで良いのかさっぱりわかりません。。。
最初RUNWAYも無料があり、アカウント作って試してみたんですが、無料プランだと「今混んでて生成できません、やるなら有料プランへ」みたいな感じになり、実際には試せず。またMidjouneyは、動画もですが画像の生成のクオリティが高いという話で試したかったのですが、無料プランはなくなっていました。

そして、KlingAIはサクっと無料プランが使えて、実際に試してみると、、、驚きのクオリティ!そして簡単!面白くてすぐに有料版にプランアップしちゃいました!

いざトライ!

1.メニューから「動画生成」画面を開きます。
2.モデルを選びます。現在は動画2.5Turboが最新!
3.ここで指示を出します。やり方は3種類。
 ・テキストから動画へ
 ・画像から動画へ ←今回はコレでやります!
 ・マルチモーダル4.モード(標準・高品質)と、動画の時間(5s・10s)、同時に生成する本数(1〜4本)
を選び生成ボタンをクリックで生成開始します!
5.ここに生成されていきます。モデル、モード、動画の長さによって消費クレジットは変わってきます。

画像から動画への「フレームズ」。
本来は、開始の画像と終了の画像を指定することで、AIがその間の動作を生成して1本の動画に仕上げてくれる機能です。この始端フレームのみを使って生成していきます。

1.始端フレームに画像をアップロード
2. AIへの指示を書きます。カメラワークなんかも指示に入れると良いようです
3.DeepSeek機能、指示を元により最適化したプロンプトをAIが作ってくれます。
4.AIが作ったプロンプト。3つ提案されてますね。どれかを選んでそのまま生成することも、プロンプトエリアに展開して自分で修正することもできます。

まずは、ビール醸造家のインタビューを作っていきます!
ビール醸造家のインタビュー画像を始端フレームにアップロードして、以下指示を+DeepSeekで作ってもらいGo!

KlingAIへの指示はこちら
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醸造所のステンレスタンクが並ぶ温かな照明の部屋で、日本人女性醸造家が優しく静かに語りかける。タンクに映る柔らかな影がゆっくり流れ、カメラは固定。情熱的なまなざしと控えめな笑みが職人魂を映し出す。
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動画の生成結果はこちら!

いい感じ!!中国製なので、言葉が中国語で生成されました。

リップシンク

次はこの女性に日本語で喋ってもらいます。生成された動画に、人の言葉(音声データ)を合成し、口の動きを音声データに合わせて動かしてくれます。
人の言葉はKling内でも選ぶだけで作れるんですが、日本語がイマイチだったので、今回はGoogleAI StudioのSpeechで作ってみました。

今回はブログが長くなりすぎるの説明は割愛しますが、かなり長い日本語でも流暢に喋ってくれました。選択するVoiceによって日本語のクオリティの差は大きそうでした。

KlingAIに戻りまして、リップシンクをやってみます。簡単!!
1.作成した音声データをアップロード
2.「吹き替えを追加」ボタンをクリック
3.動画のタイムライン下に音声データが追加されます。喋り始める位置・タイミングを調整できます。
これで生成できます!
リップシンクは、常に口がはっきり見えている動画じゃないとうまくいかないようです。

生成結果はこちら!

リップシンクの生成結果はこちら

バッチリですね!!

醸造家のテイスティング

この女性の仕事風景を作ります。先ほどのテイスティング画像を元に動画にしていきます。

が、、、またまたこの女性で、かなり苦労しましたーーー
コイツ、俺に恨みでもあんのか(笑)

KlingAIへの指示はこちら
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女性ビール醸造家が小規模なクラフトブルワリーで発酵中のビールをテイスティングし、グラスをゆっくりと鼻に近づけ香りを確かめながら横顔で瞑目する様子。カメラが穏やかにズームインし、温かい照明が醸造タンクに反射する中、彼女の集中した表情とグラスに浮かぶ泡の質感がシネマティックに映し出される。
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生成結果はこちら

いやいや、飲み過ぎだろ(笑)

ビールが好きなのは伝わってくるけど(笑)テイスティングのレベルじゃないだろ!!
そして、なんかビールから湯気出てきてるしーーーホットか!(笑)
全体的な雰囲気は良いものの、ツッコミどころ満載です(笑)

ツッコミどころを調整

湯気は、マルチモーダル機能(要素を合成する機能)で、湯気が出ている動画のエリアを選択範囲として指定し、そこに対してピンポイントで湯気を削除する指示を出すことでなんとか消せましたーーー

しかし、飲み過ぎ注意は何度やっても聞き入れてもらえず、、、コイツ、アル中だ、、、

それでも、指示の手を変え、品を変え、禁断の英語指示を出してしまい(笑)最終的に完成したのが以下です。

生成完成ver

だいぶ、飲みも抑えていただけました!肝臓は大切に!!

こんな流れで家具職人と町工場の親父さんも生成していきました!

SUNO AIでBGMを作成

SunoAIは、テキストから音楽を自動生成するAIツールです。音楽制作の専門知識がなくても、歌詞や曲の雰囲気をテキストで入力するだけで、メロディやボーカル付きの楽曲を生成できます。試してみるとわかりますがクオリティがスゴいです!!特にボーカルがスゴい!日本語の歌詞でもすごい表現力で歌い上げたものが出来上がってきます!!

プランは、
・プロプラン(1200円/ 2500クレジット/月)
・プレミアムプラン(3,600円/ 10,000クレジット / 月)
その他に、無料のベーシックプランがあり、1日に50クレジット付与されます。クレジットは1回につき5クレジット消費されるようなので、無料プランでも1日に10曲作れるようです。ただし商用利用が許可されているのは有料プランのみ、無料プランの段階で生成した曲は、その後有料プランにプランアップしても商用利用が許可されないようなので、ここは注意が必要です。

BGMを作ってみる

1.メニューから「作成する」画面を開きます。
2.「曲の説明」に作りたい楽曲のイメージをテキストで入力。
3.今回はBGM、歌詞は不要なのでインストゥルメンタルをチェック。
4.「作成する」ボタンが表示されるのでクリック!1
5.ここに生成されていきます。1回に2曲づつ作ってくれるので10クレジット消費されます。

超シンプルなSUNOへの指示はこちら
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静かな喜びをテーマに、人の“想い”をくすぐるようなアコースティックサウンドのバラード
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実際はこのプロンプトでジャズアレンジ、ロックバラード、ピアノメイン、等何個か作ってみて、最終的に採用したのはこちらです!

完成版BGM

曲名もつけてくれています。完成した楽曲はMP3、WAV(有料プランのみ)、ビデオ(有料プランのみ)形式でDLできます。こちらはビデオでDLしたものです。

聞いてみると!素晴らしいクオリティ!! そして音質もすごく良い!

あの指示でコレができてしまうとは、、、もはや作るという概念はないのに凄まじいハイクオリティ!!

今まで動画に利用するBGMはフリー素材を探して片っ端から聞きまくって決めてました。個人的にアコースティックな音が好みなのですが、フリー素材だとシンセ感ありありだったりと、良い感じのものが少なくて、こだわると探すのに時間がかかって
いました。これ、SUNOを使うことで完全に解決です!

せっかくだからボーカルものも聞いてもらいたい!

SUNOのクオリティを感じてもらうには、ボーカルものも聞いてもらいたい!!ということで、我が社、株式会社インタパークのテーマ曲を作ってみます! 先ほどの流れでの曲作りに、歌詞を作ってSUNOに入れる工程が加わります。

歌詞はGeminiにお願い!

歌詞はGeminiに作ってもらいます。
先ほどのBGMとは正反対にメタルな感じにしたいと思います。

Geminiへの指示(プロンプト)はこちら
※この指示だけは、雑だとうまくいく気がしなかったのできちんと書いています。
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株式会社インターパークのテーマソングを作るために
テーマソングのタイトルと歌詞を作ってください。

## 
以下は、株式会社インターパークのコーポレートサイトです。
このサイトの内容を参照してください。
https://www.interpark.co.jp/

サイトの内容を参照した上で、以下の内容を考慮した歌詞にしてください。
-札幌発のIT企業であること
-ノーコードアプリ作成ツール「サスケWorks」やAI×リード管理で新規営業を加速させる「クラウドサービスサスケ」、050電話アプリ「SUBLINE」を開発・運営している会社であること。
-技術を大切にし、技術を楽しむマインドを持っている会社であること
-IT会社でありながらも、人と人の繋がりや関係を大事にする会社であること
-AIを積極的に利用して、それらをサービスに反映させ、その知見を社会へと発信することで、未来へと貢献していきたいと考えている会社であること

###
曲自体は以下の流れにする予定です。
この流れに適用するように作ってください。
INTRO
Verse1
Verse2
Chorus
Bridge
Outro

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曲とトーンはメタル調にするつもりなので、
人の心に突き刺さるようなアツくて強いトーンと
ポジティブな内容にしてください。
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歌詞が完成!

Geminiが作ってくれたタイトルと歌詞はこちら
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テーマソングタイトル

「未来を繋ぐ鋼鉄(はがね)の魂」(読み:みらいをつなぐ はがねのたましい)
(別案: 「INTERPARK - Code of Innovation」, 「北の大地のTechno-Heart」)
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歌詞(曲構成: メタル調)

INTRO(激しいドラムとギターリフ。シャウトで曲名を叫んでも良い)
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Verse1(疾走感のあるAメロ)
北の大地 凍(い)てつく空 突き破り 産声上げた テクノロジーの炎 指先一つで 創造(つく)り出す世界 (サスケWorks!) 050(ゼロ・ゴー・ゼロ)の声が 距離を越えて響く (SUBLINE!) 技術(わざ)を磨き 技術(わざ)に焦がれ 楽しむマインドが 鼓動を打つ
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Verse2(少し重厚感を増すBメロ)
漆黒のリード 見つけ出す AI (エーアイ) 営業(たたかい)の最前線(フロントライン) 加速させる Pride (クラウドサービスサスケ!) 未知なる知見(ちけん) 解き放ち 未来(あす)への扉 叩き壊せ デジタルの海 恐れずに進め
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Chorus(最もキャッチーでパワフルなサビ)
Oh! INTERPARK! 鋼鉄(はがね)の魂で Code(コード)と Heart(ハート)が 交差する場所 繋がりこそが 俺たちの Power 時代の闇を 切り裂いて 新たな世界を 照らし出せ We build the future! INTERPARK!
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Bridge(一度テンポを落とし、感情的に盛り上げるCメロ)
IT(ここ)にいても 忘れない 人と人が 出会う奇跡 その温もり 守り抜くために… (徐々にクレッシェンド) AI の叡智(えいち)を 力に変えて 社会(すべて)へと 捧げる Innovation! 未来へと貢献する 誓い!
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Chorus(ラストのサビ、さらに激しく高揚感を)
Oh! INTERPARK! 鋼鉄(はがね)の魂よ Code(コード)と Heart(ハート)が 燃え上がる場所 繋がりこそが 俺たちの Power 時代の闇を 突き抜けて 新たな世界を 創り出せ We build the future! INTERPARK!
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Outro(疾走感を保ったまま、フェードアウトまたはカットアウト)

(シャウト)Connect the world! Technology! With Human Heart! INTERPARK!!

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素晴らしい(笑)!!かなり私の意図を汲んでくれてます!!
「 Code(コード)と Heart(ハート)が 燃え上がる場所 」軽く韻を踏んでたりしてテクニカル!! もしかしてメタル調の指示をタイトルにも反映して「鋼鉄(はがね)」が入っているのか!? 天才Geminiの作詞は1ターンで完成です! 大満足!

SUNOに歌詞と指示を入力

先ほど同様、「曲の説明」に作りたい楽曲のイメージをテキストで入力。
1.曲の説明内にある「+歌詞」をクリックするとカスタムモードになります。
2.歌詞をペースト、
3.詳細オプションに声の性別とあるので「男」を選択
SUNOへの指示はこちら
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ヘビーで攻撃的で、疾走感の強いヘビーメタル調にしてください、ラフな男性ボーカル
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出来上がった曲がこちら!

複数作ってセレクトしました!思ったほどメタルではないですが(笑)どうですか?この圧巻のクオリティ!!

編集して完成!!

ここまでAIを駆使して、パーツが完成しました!
・nanobaanaで動画の元となる画像を!
・KlingAIで動画を!
・SUNOでBGMを!
AIが言うことを聞いてくれない問題はありましたが、ほぼ話し言葉程度の指示で作ったので(一部挫折した指示もありましたが、、、)おそらく本当に誰でも簡単にできると思います!

これらAI作成のパーツを使って編集し、完成した動画がこちら!

仕事に“想い”を。

尺の問題で、町工場の職人さんはカットとなってしまいました(笑)。
いかがでしょうか?
エモいかどうかは別として(笑)、家具職人さんも、ビール醸造家さんもなかなか良い演技をしてくれてるんではないでしょうか??

サスケWorksではキャンペーンを行います!

さて、ここからは告知を少し(笑)

サスケWorksでは「“働く”を真面目に考えよう!PROJECT」と題してキャンペーンを展開します!

11/23の勤労感謝の日を、改めて「働く」ことを考える契機としてとらえ、「働く」ことがポジティブになるような活動を推進していきます。

その一環としてサスケWorksが、そして運営会社であるインターパークが「働く」に対して、どんな想いを持ち、どんな取り組みをしているかをご紹介していきます。
キャンペーンの特設サイトは、勤労感謝の日に向けて公開しますのでぜひご覧ください!!

今回の動画は、このキャンペーンのコンセプトムービーとして作成しました!!

AIの活用を推進するサスケWorksの取り組み(MCP接続機能の開発)をテーマとしつつ、この動画自体がAIの力を借りると言うプロセスのおかげで実現しています。

もちろんお金と時間、労力をかければ実写で実現できますが、MCP機能のことを初めて聞いたのがちょうど2ヶ月前の須田CTOの勉強会。撮影を敢行して今日11/10までに動画アップ。。。できなくはないですが、何のツテもない状態からのキャスティングやロケ場所探しを考えるとやりたくない(笑)。相当キツいスケジュールになりそうです。

そういった意味では、今回のこのブログは、コンセプトムービーのメイキングであり、私という1デザイナーの効率化の記録でもあり、それを含めてのコンセプトムービーと言えるかもしれません。

まとめ

最後にちょっとコンセプトめいた小賢しいことを書いてしまいましたが、今回のまとめを一言で言うとしたら、、、「楽しい!!」です!

上で効率化、なんて書きましたがKlingAIやSUNOあたりを使ってみると、楽しくて楽しくてものすごく余計なことをたくさんやってしまって、逆に時間がなくなる(笑)みたいな感覚でした!

今までは、単に妄想で終わってしまっていた頭の中に浮かぶ「ネタ」を簡単に形にできるのは本当に世界観が変わります!
デザイン系じゃなくとも、妄想癖のある似たジャンルの人(笑)には、絶対楽しいのでぜひ触ってみてほしいなと思いました!!

今回は全ていきあたりばったりでやってみましたが、ネット上のプロンプトを利用したり、Tipsを集めてもらって活用したりすればおそらくクオリティも効率も劇的に良くなると思うので、今後も色々と遊んでいきたいなーと思っています!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
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