技術は私たちの力。技術は私たちの楽しみ。 Creative Developer BLOG 技術部ブログ
Technology is our strength. Technology is what we enjoy.

【2018年版】LINEスタンプをつくってみたら売れた話(勝手にSUBLINEの非公式キャラを考えて商品化しました)

2018-08-10 勉強会
(勝手に)SUBLINEの非公式キャラを考えて、LINEスタンプをつくってみた
三度のメシよりLUNA SEAが好き。
夏バテで一日一食のデザイン部にしざわです。

私たち株式会社インターパークの自社サービス
仕事で使う050電話アプリ「SUBLINE(サブライン)」がリリースしてから約8ヶ月がたちました。
会社全体で掲げていた当時の目標「チャレンジ」の一環として生まれ、日々成長している当サービスですが、
デザイナーとして何かできないかと考え、今回の勉強会の題材に選びました。
(余談ですが実は発案者なので、密かに結構愛着があります・・・詳しくは「SUBLINEプロジェクト」)

デザイナーとして・・・と言ったものの、Webサイトは今年公開したばかり。
しかも最近プラン体制が変わり、プチリニューアルしたてほやほや。
LPやパンフレットも既にあります。むむむ。

頭を悩ませた私は、忘れていたある野望を思い出しました。

\そうだ、LINEスタンプつくってみたかった!/


もしかしたら、ちょっとしたお小遣いになるかも
もしかしたら、販促で役に立つかもしれない!という
それらしい理由をあげて、LINEスタンプづくりに取り掛かったのでした。

STEP1 LINEスタンプの現状を把握する

前回LINEスタンプをつくりたいなーと思ったのは数年前でしたので、ひとまず現状の仕様を調べました。
とりあえず公式サイトにアクセスしてみます。

【Lineクリエイターズマーケット】
https://creator.line.me/ja/
Lineクリエイターズマーケット

右上のマイページを押すと、いつものLINEアカウントでログインし、クリエイター登録ができるようです。
※もし持っていない方は事前にアカウント登録を。
※いつものLINEアプリの設定で、PCからのログインを許可しておく必要があります。


マイページではスタンプの申請や販売管理ができるのはもちろん、
各種マニュアル、トーク画面でのスタンプの表示シミュレーターなんかもありました。

LINEスタンプの申請に必要なもの

・LINEスタンプ 8~40個
・トーク画面でスタンプを選択するときの画像 1個
・スタンプ販売画面の画像 1個
・スタンプの紹介文など

LINEスタンプは8個から申請可能!

衝撃的だったのが、スタンプは最低8個つくれば販売できるということ。
以前は40個つくらなきゃいけなくて大変なイメージがありましたが・・・。
とはいえ数が少なくても値段は最低120円からなので、
お得感重視で40個つくりますよ(`・ω・´)

絵柄のトレンド

これは一目瞭然なのですが、主線の太いシンプルな絵がほとんどでした。
恐らく小さい画面でも見やすくするため、そしてきせかえ問題(トーク画面の背景色がユーザによって違う)のためかと思われます。
同様の理由で、黒文字のセリフに白いフチも多い様子。

販売までの流れ

・クリエイター登録
  ↓
・必要な画像の作成
  ↓
・スタンプ情報の登録
・画像のアップロード
  ↓
・申請
  ↓
・承認
  ↓
・リリース(販売開始)

といった流れで、混み具合によりますが申請から1週間ほど?で販売できるようです。
申請後、内容に不備があった場合などはリジェクト(差し戻し)されるので、修正後に再申請する必要があり、さらに時間がかかります。

STEP2 LINEスタンプを考える

現在の状況がわかったところで、実際に考えていきます。

セリフの検討

スタンプなので日常で使いやすい言葉をリストアップしていきます。
おはようからおやすみまでの1日の会話や行動を思い出し・・・。

ただ日常系の言葉だけではありふれているので、SUBLINEらしく!電話にまつわる言葉も織り交ぜました。
なかなか40個は浮かばない・・・と思えば、逆に40個では足りないっ(下記メモは一部です)

わざわざ電話を掛け直すまでのない「留守電聞きました」とか、
打つ時間がないときに「了解しました」「後で確認します」など、ささっとスタンプで返事できるのって便利そうじゃないですか?

ビジネスにも使える「とりあえず返信」に便利なものも、たくさん候補に入れてみました。

キャラクターの検討

LINEスタンプにはキャラクターが必須かと思いますが、
今のところSUBLINEには公式キャラがいないので勝手に考えました。
まずはアイデアスケッチ!

ロゴから派生したもの、人気のネコ、シンプルな人型などなど…
電話モチーフはかわいくないのでやめました。

↑SUBLINEのロゴです。

その中でもSUBLINEらしさを出すために、
電話→連絡→伝書鳩→鳥 と連想して検討しました。

だいぶ迷走していますが・・・このまるっこい鳥がしっくりきました。

一時期大ブームになった「シマエナガ」のようですね。これなら描きやすそうだ!
(なんせ、2013年のサスケ漫画以来絵を描いてないので、難しいのは無理・・・orz)

STEP3 実際にLINEスタンプを考えてみる

ラフ

では40個描いていきます。
白いボディーにSUBLINEブルーの羽根のイメージです。
流行りの無表情キャラにしてみました。いや意外と表情豊かだな。
我ながらかわいいですねー 笑

あまり使いまわしのような構図だとリジェクトされるそうなので、なるべく動きを入れていきます。

お絵かきアプリで描く

大体ネタが出てきたので、40個もりもり描いていきます!
まずは1個描いて様子を見てみようと思います。

・・・と思った矢先、
Apple Pencil が認識しない (´・ω・`)

ついに発売直後に買ったのに部屋のオブジェと化していたiPadProの出番かと思ったのですが・・
なるべくお金と労力をかけたくないので、iPhone6sにお絵かきアプリを入れて描いていきます。

使ったアプリはこちら。

【メディバンペイント】
https://medibangpaint.com/


ずっと前から決めていたことがあるのですが、
太い主線キャラはあふれているので描きたくない!違うタッチで描いてみたい!
同じ思いの人もいるはずだと信じ、主線無しの淡い配色にしました。

1個描いたので、シミュレーターで確認してみます。

初めてにしてはサマになってませんか?(どや)

ただここできせかえ問題(トーク画面の背景色がユーザによって違う)に気が付きました。
もしトーク画面の背景色が白いと、表情しか表示されないのです。

鼻セ●ブみたいですね。
反転するとわかるのですが、透過画像なので見えないところに白文字があります。

ここから微調整してこうなりました。

これなら見える!読める!

文字を薄いブルーに、鳥をグレーにしました。
あまり濃くしすぎるとかわいくないから加減が難しい。

ということで、今度こそもりもり描いていきます。

ちなみに先程のお絵かきアプリのUIはこんな感じです。
これで無料だなんて凄すぎる!
でも指で描くにはちょっと小さいので、iPhoneならこのくらいのキャラが限界か・・・

40個完成!!

6月上旬からスタンプ事情の調査を開始、
7月いっぱいかけてスキマ時間に描き上げました。

とてつもない達成感。
仕事以外でこんな集中したの久しぶりかも。
全部かわいい ←

順番も使いやすさを左右する重要な要素だと思うのでしっかり考えます。

では申請していきます!

STEP4 マイページから申請!

序盤で紹介したマイページから申請します。
https://creator.line.me/ja/

ちなみにLINE公式アプリも出てまして、そちらからも簡単に申請できるようです。
https://creator.line.me/ja/studio/

すごいのがアプリ上で写真きりぬき加工が簡単にできて、そのまますぐ申請できるとのこと。
親バカ、飼い主バカなスタンプが増えるわけですね。良いと思います。

ただ私はPC派なので、スマホのブラウザでマイページから申請します。
こんな感じでポチポチ入力していきます。
スタンプの紹介文(英語も必要!)やカテゴリ、販売地域、価格などなど。

スタンプ名は「トリあえず返信する鳥」にしました。
時間がないときや着信の応答にも便利な、よく使う言葉を集めました。仕事向きの敬語から普段使いまで。流行りの太い主線がニガテな方にもオススメです。

申請完了しました!
「Re: Bird」は「トリあえず返信する鳥」の英語名ですね。英語圏ではその名称で販売されるようです。

専用アカウントから結果が通知されるので、
審査完了までどきどきしながら待ちます・・・。

LINEスタンプの審査結果は・・・?

なんと、1発OK!無事に承認されました!

現在好評発売中です\(^o^)/笑


私の場合は下記のような流れでした。

8/1(水) 深夜 申請
8/3(金) 審査待ち→審査中にステータス変更
8/4(土) 夜 承認!!すぐにリリース(販売開始)しました。

申請からわずか3日・・・LINEさん仕事がはやい。驚愕

こちらが販売中のLINEスタンプです。

-------

「トリあえず返信する鳥」

時間がないときや着信の応答にも便利な、よく使う言葉を集めました。仕事向きの敬語から普段使いまで。流行りの太い主線がニガテな方にもオススメです。

https://store.line.me/stickershop/product/4238260

-------

「トリ」カテゴリにも表示されています。
8/8時点(販売4日目)で上から15番目くらいなので・・・本当に毎日すごい勢いでスタンプは増えているのですね。
「敬語・丁寧」カテゴリにも登録されているのですが、大量の名前スタンプにより一瞬で新着から消え去りました 笑

8/9(木)LINEの特集ページにて紹介されました。

偶然にもつくったスタンプの内容で応募できるキャンペーンがあったので、応募してみたところなんとLINEの特集ページに掲載されました。
ここから買ってくれる人いたらいいなー。

↑でもありふれた応募しやすいテーマのせいか、もう埋もれてますw
1ヶ月の募集期間中に申請した新規スタンプだけなのですが・・・多すぎだろ。

さいごに

LINEスタンプをつくるのはやっぱり大変・・・。
でも2回目からは勝手がわかる分、少し楽になるのではと思います。

売れるスタンプをつくるにはどうしたらよいのか、引き続き研究してみたいと思います。
やはりわかりやすい太い主線か・・・SNSを使った販促も必須のようですね。これもブランディング。

8/8現在の販売個数 3個

誰か買ってくれた!←

ちなみに120円のスタンプが1個売れた場合、
クリエイターには手数料が引かれて31円入ります。
ただ「売上合計が1,000円を超えないと送金されない」ので、
最低でも33個売る必要があるようですね。あと30個!つらい!

120円でスタンプ40個入ってお得だよ!みんな買ってね!笑

「トリあえず返信する鳥」

時間がないときや着信の応答にも便利な、よく使う言葉を集めました。仕事向きの敬語から普段使いまで。流行りの太い主線がニガテな方にもオススメです。

https://store.line.me/stickershop/product/4238260


2019.03 追記
その後地道に・・・20個売れました!
買ってくれた皆さまありがとうございますm(_ _)m

もうそろそろ送金可能額か、と思いきや「源泉所得税」も引かれるようで・・・(10.21% !!)
道のりはまだ長そうです・・・続く。
記事一覧へ

Member

システム部開発ユニット
システム部SIユニット
クリエイティブ戦略部デザインユニット
クリエイティブ戦略部プランニングユニット
管理部