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知らぬ間にYouTubeがすごくなっていた

2017-02-17 勉強会
知らぬ間にYouTubeがすごくなっていた
西澤です。
最近facebookなどSNSで動画広告を見かけることも定番になりましたね。
難解なサービスでも、動画を使うと印象的にわかりやすく伝えることができます。

ということで
当初はマーケティング担当者向けに動画活用について調べていたのですが・・・
その中でYouTubeの知らなかった機能に感動したので掘り下げてみました。
機会があれば小ネタとして思い出していただければ幸いです。

一応ざっくりと・・・YouTubeとは

言わずと知れた動画共有サイトです。
個人が無料で動画を閲覧したり、世界中に配信できます。

近年はユーチューバー(動画配信で収入を得る人)と、
企業のコラボなども盛んなようです。

いつの間にか「ライブストリーミング」もできるようになっていたので、
ニコニコ生放送やLineLIVEみたいな生配信も簡単にできるんですね。

ここがすごい

皆さんご存知と思いますが、埋め込みコードを発行できるので
外部のwebサイトに簡単に動画を掲載することができます。

コレいまだに地味にすごいと思うのですが、動画に関する知識が無くても多くの閲覧環境に対応できます。

本来の方法だと
1.動画ファイルをサーバーに置いて
2.videoタグで表示させたり(IE8対応はもういいか・・・モバイルは?とか)
3.javascriptで制御したり
・・・で様々な表現は可能になりますが、それなりに学習コストがかかります。
ブラウザ、デバイス、視聴環境に適したデータ形式とか圧縮方法とか、調べることが満載です。

(でも動画の全画面背景とか、スクロールに合わせて自動再生とか、一度はやってみたい。笑)

他のメリット

・動画を視聴可能な環境にいて、再生に抵抗の少ないユーザーにアプローチできる
  通常のWebサイトで動画があったら、抵抗なく再生ボタン押しますか?
  音を出せるか(自宅?イヤホン?)、通信料を気にしないWifi環境か、など
  スマホユーザも多いので、再生の前には何ステップかあるかと思います。
  音声アリの自動再生とか心臓に悪いのでやめていただきたい・・・常にミュートにしてますけどね。
・有料広告を使えば、動画の冒頭5秒にスキップできないかたちで必ず再生される。
  5秒間に興味をひければ成功!興味ないのに何回も再生されると印象ダウン。
・バズれば他の動画の再生も期待できる(関連動画のレコメンド、マイリストなど)
  バズるについては島田さんの記事参照!(わが社をバズらせよう!! オウンドメディアへの士気を高める会

デメリット?

・他の動画と比べられやすいので、明らかに見劣りすると…心無い荒らしもいるので管理重要です
・再生されないと意味がない。
・YouTube内での再生だと基本的にBtoCかCtoC?

実際にアップロードしてみてわかったこと

ということで実際に動画をつくってアップロードしてみました。
というかコレがやりたかった!笑

動画撮影

いわゆる演奏してみた動画です。(西澤がドラム叩いてベース弾いてるだけ)
メイキングは個人のブログでそのうち・・・

映像と音を別々に録ったので編集で合わせて、
テロップ入れて完成です。

※あまりにも恥ずかしいので公開終了しました(2017.08 再生数3500超えました 笑)

アップロード

では下記の流れでアップロードしていきます。

1.Googleアカウントを作成
まずはコレがなきゃ始まりません。

2.マイチャンネルを作成
個人アカウントに関連付けるか、
ブランドアカウントを作成して関連付けるかどちらかで作成できるようです。
(Google+のプロフィールがない場合は、そちらも同時につくられる模様。)

ちなみに1アカウントで複数のチャンネルを作成可能です。
ブランドアカウントで作成したチャンネルは複数アカウントで共有できます。
これ知らないで前者でチャンネルつくっちゃったんですよねぇ・・・後から変更できないんですかね。汗

3.動画をアップロード
ドラッグ&ドロップで待つべし。

4.動画の詳細設定
動画のタイトルや紹介文、サムネイル画像、公開範囲、コメント可否などを設定します。

公開完了

できたー!!

と、ここでBGMなどが著作権に抵触していると、ミュートになったり削除されます。

私は弾いてみた動画なのでミュートになり、作り直しました。
オール自分演奏か打ち込みならいけるらしいのですが、そこまで時間はかけられぬ。

公開後の動画解析がすごい

何とか公開できたところで。
公開後の動画解析がすごい!(著作権の感知もすごいですが)

動画の再生回数は公開ページでも見えますが

(日曜の夜に公開したばかりとはいえ少ないですね・・・)

動画の管理画面ではさらに詳細な情報が見られます。
クリエイターツールから「アナリティクス」を選択。
チャンネル全体の解析から、動画ごとの絞り込みもできます。

例えば日別の視聴回数や平均視聴時間の推移

詳細ページもありますね。

チャンネル登録者数や共有数(どうやって取得してる?)なんかもわかるんですね。
視聴者維持率ではどこで離脱したかもわかりそうなので、
ユーチューバーの方は、こういうところからしゃべり方や展開などを研究されてるんですかねぇ

さすがはGoogle先生、Analyticsに近い操作感でこんなに細かく検証できるんですね。

ちなみに上記は3日前くらいまでの情報を
最小単位でも日別でしか見られないようですが、
リアルタイムなら視聴回数程度ですが、過去48時間の1時間ごとの情報を確認できます。
(10秒ごとに自動更新されるとのこと)

おわりに

普段なかなか見られないYouTubeの管理画面をご紹介しました。

最近はWebサイトの動画活用だけでなく、facebookやtwitterなどSNSの動画広告、
またGoogleの動画バナー広告も定番となってきました。

この記事がWeb活用の選択肢を増やすきっかけになると幸いです。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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